syrup16gの30周年ライヴ、closer/furtherの2日目、3/14(土)に行ってきました。
音源は十代でバンドを知ってから特に十代〜二十代の鬱屈とした頃、その後も、メンタルが落ち込んだときなど、折りにふれて聞いていましたが、ライヴに行くのは初めてでした。
『hell-see』を親だと思っているので、行けなかった金曜日の1日目のセトリに「月になって」「末期症状」「吐く血」「正常」などが入っていたのを見て、ハンカチを噛んでいましたが、結果としては2日目のセトリも最高でした。1日目もこれから配信で見ようと思います。その上で、「月になって」も「吐く血」も、生きているうちに生で見たいので、機会があったらまた行きたいです。
2日目セトリ、まず開幕からreborn強すぎたのと、「生活」〜「神のカルマ」の時点で来て良かったメーターはかなり動いていたのですが、本当の意味で泣けたのは「遊体離脱」でした。
「やれない曲の方が多いんですが、来てくれた人が聞きたいと思ってる曲をやれればなと思ってて、次の曲はその曲にあたると思います」的な朴訥なMCの後に、ギターイントロをミスして、凹みながら「忘れて」と言っていたのもご愛嬌で……。
syrup16gを一番よく聞いていたのは、不登校からのひきこもりで鬱屈としていた、後遺症を引きずっていた十代〜二十代の半ば辺りです。
今は三十代になり、ひきこもりを脱してからも早十数年が経ちました。仕事も自分の機嫌を取りながら、なんとか辞めずに続けられており、明るく過ごすことも増えました。 そのせいか、syrup16gも、昔ほど頻繁には聞かなくなっていたのですが、『遊体離脱』を聞いた瞬間に、脳が十代の自分に戻った感じがして、あの頃に抱えていたつらい気持ちなどが、ぶわぁっと蘇り、結局、自分という存在は過去から現在まで地続きなんだなぁと、当たり前のことを強く感じたりしました。
その後も「変態」、「天才」、「希望」、唯一のコーレスがあった「ex.人間」、そして、アンコール最後で、好きな曲は無限にあるのですが強いて一番好きな曲はと聞かれれば答えるであろう「翌日」が聞けたのは、本当にかけがえのない体験でした。
3階席の最後列だったので、一番音は遠い環境だったと思いますが、リズム隊がどっしりしているのでライヴで聴くと音の圧がしっかりしてて、とても良かったです……。
それほどグッズ熱はなく、Oasis絡みでバンドTを買いすぎて、半そでの黒Tはもう買えない!と、入場前に買ったのはフーディーだけだったのですが、ライヴを経て猛烈に信仰心が高まったので、帰りがけに「猶予」Tシャツとキーチェーンと缶バッジセットを買って帰りました。 「執行」Tシャツも対で買うか迷いましたが、一人では対で着れないので、ややマイルドな「猶予」を選択しました。
幸せな時間でした。