ここ数週間、米国の株式市場の動きが荒れています。Twitterなどでも投資家さんがざわざわしているようです。
Twitterの反応としては、主に3種類に別れているようで、
- 損失が大きく退場を決める人
- 下げ相場をチャンスと捉え、買い増しする人
- 静観する人
私の場合は、
- つみたてNISAを昨年始めたばかりで資産の殆どが現金
- レバレッジ、信用取引などリスクが高い投資は(今のところ)行っていない
といったところで損失額も大きくなく、長期保有することも決めているので、「どのくらい下がるものなんだろうか?」と静観しています。
私の資産についても、つみたてNISA口座で積み立てているファンドが市場の影響を受けて、評価額が下がっています。
完全米国株のS&P500よりも、国内株や債券などにも分散投資されている8資産バランスの方が下げ幅が小さくなっていますね。
しかし、今は静観できたとしても、今後、つみたてNISAを続けていく&現在検討中のiDeCoも開始するとなれば、保有資産におけるリスク資産の割合が徐々に増えていくため、リスク許容度については改めて考えておく必要があるなと感じました。
つみたてNISA満額に次いで、現在検討中のiDeCoも始めるとなると、月の収入における15〜25%をリスク資産にあてることになる、かつ、現金預金に回せる額が減ります。
投資を行う目的に立ち返れば、老後資金の確保が目的です。老後2000万円問題については、現金預金でもなんとか確保できそうなのですが、
- 親戚の寿命が長く90まで生きそう
- 雇用先に退職金がない
ので、投資で増やせればありがたいなという気持ちで、そこまで大幅なリターンは求めてません。Twitterをやっていると流行りのFIRE勢などに流されて、リターンを目指したくなってしまいますが、本来は1〜3%で預金より増えればいいよねくらいのスタンスだったので、そこはしっかりとわすれないようしたいです。
それを考えると現金で老後資金の半分を確保できていれば、気持ち的に安心な気がします。現金:リスク資産で50:50であれば、株価が暴落していてもある程度は現金がありますし!
30代なのでリスク資産の割合は100−年齢と言われているのでもっと高くとってもいいとは思うのですが、ここは性格上の問題ですね……気が小さいしケチなので。
仮に半分であれば、投資信託で損失が出たとして価値が半値になることはあっても、ゼロになることはないと思いますし、上がり相場を待つこともできます。(米株の価値がゼロになってるとすれば、戦争起きてるか、国が滅びてるか、資本主義とは違うステージに社会システムが移行してるかで、個人の備えで何とかなる範囲を超えているという認識です)
そんなわけで、今年の手取り年収をもとにつみたてNISA+iDeCoを始めた場合のシミュレーションをしてみました。
結論から言うと、月収から先取りでつみたてNISA満額(3.3万)とiDeCo(5000円)と預金分を捻出しつつ、夏冬の賞与の大部分を預金すれば、現金預金をリスク資産のつみたて分と同じぐらい増やしていけそうなことがわかりました。
つみたてNISA満額かつiDeCo満額(2.3万)でシミュレーションした場合は、今の年収だと預金が満足にできず、ちょっとリスク資産に寄りすぎてしまいました……。
iDeCoは最低金額の5000円から始めて、年収増に合わせて都度積立額を見直していこうと思います。
Twitterが騒がしいのでそわそわしていましたが、自分の資産状況を鑑みて、きちんと考えることで安心できました。