さて、去年の今頃は就活がうまくいかず、世を呪ってばかりおりましたが(記事参照)が、
社会人になりまして、周りの企業の採用事情なんかを耳に挟んだりしているうちに、自然と就活を見る視点も企業側に変わってきましたので、なんとなく記事にしてみたくなりました。
自分で言うのもなんですが、私はまあまあ真面目に就活してた方なので、他の人も自分と同じようにしてるんだろうと思い込んでたんですけど、実際はどうやらそうでもないんですね。
そもそも説明会に人が来ない件
- エントリーした企業から連絡きても返信出さない学生
- 説明会を連絡なしですっぽかす学生
- 説明会の真っ最中で寝る学生(YOUは何しに説明会へ?)
何が驚くって大学から徒歩数分の企業の話だってことです。
中小の説明会ってこんなにすっぽかされるものなんですねぇ。5回に1回来たらいい方かもしれません。
「どうせ今日もすっぽかしですよ」と日に日に悟りをひらいていく人事さん……
あまりにすっぽかされすぎて、「もう次来た子は無条件で一次通過だな」とヤケになる人事さん……(そのタイミングで来た学生も運が強い)
就活生時代は採用担当者は敵だとすら思う時がありましたが(よくて攻略対象)、中小だと採用専任の方は殆どいなくて、通常業務に穴を開けて説明会の準備とかしてる内情を知ってるので、中の人もいろいろ大変なんだなぁと痛み入る次第です。
そういう意味では、サボらずに説明会来るだけで自動的に好感度が上がる状態とも言えます。恋愛ゲームならとんだヌルゲーです。爆弾もつきません。
説明会すっぽかさないだけで就活生の上位20%(体感)に入りますし、キャンセルの連絡きちんとくれるだけでも上位50%に入ります。だから、せめてキャンセル連絡を入れてあげてください……
学生の意識の差が激しい
去年の就活時、あまり専門学校にいることの恩恵を感じていなかったんですが、大学生の就活の適当さを伺い知ると、就活指導って大事だったんだなぁ、専門学校それだけでも価値あったんだなぁと思うようになりました。
専門学校は一にも二にも就職率なので、就活指導がみっちり組み込まれていましたが、大学生は一律の就活指導がないためか(大学生の就活に疎いんでよく知りませんが)、同じ学生でも意識にすごく差がついている印象です。
ついでに言うと、できる学生は早くに行動して今の時期には内々定をもらっている→できる学生を採った後なので人事の目も厳しくなるというスパイラルに入っている時期でもあります。(できる学生は他に行かれる可能性もあるので、それはそれで人事さんは気を揉むんですが……)
学生時代、面接の後に学校のすすめ通り、お礼のメール送っただけで、えらく感激されたことがあり、当時はなんでだろうと思ってたんですが、そこまでする学生がそもそもあんまりいないんですね……。
とりあえずキャンセル連絡はできる就活生で溢れてほしいなぁと、とある中小の人事さんファンが書いた記事でした。全国の採用担当者さんと就活生に幸あれ……!