土用の丑の日が近くなると思い出す漫画があります。ラズウェル細木先生のその名も「う」です。モーニング連載作品でした。
- 作者: ラズウェル細木
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/06/23
- メディア: コミック
- 購入: 3人 クリック: 28回
- この商品を含むブログ (28件) を見る
モーニングと言えば、言わずと知れたご長寿料理漫画の「クッキングパパ」と、月1連載、当該料理一品だけでなく、一食分の献立の参考にもなるよしながふみ先生の「きのう何食べた?」と、良質な料理漫画がすでに2つあるわけですが、
そんな中、連載された「う」は衝撃的でした。
本題に偽りなく、主人公がひたすらうなぎを食べるだけの漫画なのです。素人でもネタは続くのか? 不安になる漫画ですが、
関東関西の開き方の違いや、蒸し方、焼き方の違いなど、鰻専門だからこその集中的にうなぎについて学べたりします。
土用の丑の日は実は鰻の旬ではないとか(文句を言いつつそれでも食べる主人公がおかしい)。この漫画を読んで以来、私は土用の丑の日の盛り上がりを「旬じゃないのにな……」と冷めた目で見てしまいます。天然物の話で養殖はあまり関係がないらしいですけどね。
絶滅も危惧されるうなぎについて学ベルのではないでしょうか? まあ読むとうなぎ食べたくなるんですけどね……σ(^_^;)
私はうなぎ1回より、穴子を3回食べた方がいいと思ってる貧乏舌なので、今年もうなぎは食べないです。